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ヴェネツィア帰りに寄りたいパドヴァ

日本からの観光客にはあまり知られていませんが、ヴェネツィアからほど近くに位置するパドヴァも、古き良きイタリアの面影を存分に残した美しい町です。

歴史的、芸術的価値の高い建造物の数々が存在しており、観光客に押し流されることもなくゆっくりと堪能できる穴場的おすすめ観光都市です。

ここでは、そんなパドヴァで特に見逃せないスポットをいくつかご紹介します。

バリジカ・ディ・サンタントニオ(Basilica di Sant’Antonio)

パドヴァを代表する信仰の中心であり、観光客に人気のスポットとなっているのがサンタントニオです。威厳溢れる佇まいと丸みを帯びたフォルムが美しい外観は、パドヴァ旧市街の中でもひと際目を引きます。

外観以上に美しいのがその内装です。絢爛豪華な装飾、彫刻と壁画の数々に見下ろされながら歩を進めると、異空間に迷い込んだような錯覚を覚えます。

パドヴァ鉄道駅から路線バスを利用する場合、8分5駅の乗車の後サント(Santo)で下車します。

バスの利用なら4駅5分の乗車の後ブズィネッロ(Businello)で下車し、300メートルほど徒歩になります。

夏場にイタリアを訪れる人に注意していただきたいのは、このようなカトリック関連の建造物を訪れる際には、過度な肌の露出を避ける必要があるという点です。ノースリーブやサンダル、短パンなどを着用していると、入り口で入場を拒否されることもあります。

スクロヴェーニ礼拝堂(Cappella di Scrovegni)

こじんまりとしたサイズ感の礼拝堂ではありますが、鮮やかな青を基調とした内部の装飾の美しさは圧巻です。天井まで深いブルーで彩られ、その中に幾多の星が瞬いているように象られています。壁画の数々の保存状態もとても良く、時代を経て受け継がれるイタリア芸術の素晴らしさを間近で感じることができます。

パドヴァ鉄道駅から南にまっすぐ750メートルの道のりで、アレーナ庭園(Giardini dell’Arena)内に位置しています。

年間通して9:00から19:00まで、15分もしくは20分入れ替えでの内部見学が可能です。

入場料は、エレミターニ博物館(Museo Eremitani)とツッカーマン・パレス(Palazzo Zuckermann)と共通で大人13ユーロです。

プラート・デッラ・ヴァッレ(Prato della Valle)

「谷の草原」という意味の名前を持つこの広場は、イタリアで最も広い広場と言われています。バジリカ・ディ・サンタントニオの目の前に位置しており、黄緑色の芝生の上にたくさんの白い彫刻が並ぶ光景が印象的です。

気候の和らぐころには、地元の若者たちが芝生の上に寝転がって読書やピクニックを楽しむ姿も見られます。近くのジェラート屋さんで美味しいジェラートを買って、地元民に倣って腰を下ろしてみてはいかがでしょうか。

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